採用メッセージ
盤石な経営基盤を軸に新たな時代に果敢に挑む
代表取締役社長
小林利生
いつも食卓に。小さな幸せを届け続けて90年
愛知県は日本でも有数の佃煮の産地です。特にここ東三河地方では、魚介系の佃煮が広く食べられており、製造企業も多くあります。その中において、当社は戦後より佃煮一筋で90年近く営んできました。私で4代目になる佃煮メーカーですが、贈答用としての特別なものではなく、毎日食べる日常食としての質のいい佃煮づくりにこだわっています。毎日食べても飽きない、毎日食べたくなる佃煮です。そのためには、無添加にこだわり、醤油は生醤油、砂糖は上白糖を使い、昔ながらの手作りで味を守り続けています。かつて甘さが強いものを作っていましたが、時代の流れに合わせて、今は甘さも控えめで、バランスのいいすっきりとした味で、昔からの常連客に加えて、新たなファンも増えています。
佃煮一筋。日本の伝統食を継承する
和食が世界的に注目を浴びていますが、日本の伝統食である佃煮は、業界の規模も小さく、製造に手間がかかるために、新規参入しにくい業界だと言われています。その分一度売れるとロングセラーになるという特徴があり、当社も盤石な経営基盤を維持。創業以来安定した経営をしています。とはいえ、企業としての組織化、製造工程のシステムづくりはまだまだ未完成です。ここ10年~20年で原価から流通、価格、商品規格などを見直した結果、売り上げが倍増しました。一部の業界のポスデータの集計によれば、魚やエビ、貝の佃煮では、全国でシェアナンバー1を誇ります。佃煮だけでなく、惣菜へと手を広げる同業他社が多い中、当社は佃煮を中心商材に据えた商品開発を行うとともに、人材育成、さらなる組織づくりをすすめて佃煮業界のシェア拡大を図っていきます。
新たな時代に若い力を!若手とベテランの協業
昨今の魚離れから、鮮魚が売れなくなっています。そこでスーパーからは、魚を使った加工品に力を入れたいという要望があり、当社の魚介類の佃煮が鮮魚コーナーに並ぶようになりました。また、2017年からスーパーマーケットトレードショーに出展し、佃煮を使ったまぜご飯の素など新商品を発表。パッケージやラベルにイラストをあしらうなど、若手を中心に積極的に取り組んでもらいました。今後は、組織づくりにも力を入れ、新たなポストを作るなど、役割分担を明確にしていきます。若手には、若手にしかない表現力を存分に発揮してもらい、出来上がった商品を会社全体でバックアップしていく。伝統食のよさを活かしながら、新しいことにもチャレンジしていきます。その中心となるのはみなさんです。当社には会議はありません。会議がなくてもコミュニケーションがとれているからです。やりたいことはどんどん手を挙げて挑戦してください。私たちベテランがバックアップしていきます!